校長室より

久木小学校長 池上 慎吾

ひさぎしょうがっこうじどうのみなさんへ
4がつからひさぎしょうがっこうのこうちょうせんせいになりました「いけがみ しんご」ともうします。どうぞよろしくおねがいします。
いま、しんがたコロナウイルスというびょうきがはやっていて、みなさんはおうちでしずかにすごしているとおもいます。
こうちょうせんせいも、たんにんのせんせいも、はやくみんなといっしょにべんきょうをしたり、きゅうしょくをたべたり、あそんだりするのをたのしみにまっています。それまでもうすこし、がまんしてくださいね。がっこうがはじまったら、こうちょうしつにも、おはなしにきてくださいね。


 
保護者の皆様へ
日ごろより本校の教育活動にご理解、ご協力を賜り感謝申し上げます。
新型コロナウィルスの感染拡大への対応が続く中での令和2年度のスタートとなりました。保護者の皆様におかれましては長期間ご自宅で過ごされているお子様の学習面や生活面等で不安なことやご心配なことも多々あるかと思います。個々の対応が行き届かず申し訳ございません。ただ非常事態宣言が出ている現在は、感染拡大防止を第一に考え、手洗い・うがいの励行や不要不急の外出は避けていただき、何よりも学校が再開したときに子どもたちが安全で楽しい学校生活が送られるようにしていきたいと思います。私たち教職員も「今、できること」にベストを尽くしています。どうか保護者の皆様の一層のご理解・ご協力をお願いいたします。
 
令和2年4月17日

8月27日 校長室より

朝会(ちょうかい)のお(はなし)です。今年(ことし)はいつもより(みじか)夏休(なつやす)みでしたね。新型(しんがた)コロナウィルスがまだはやっているので、どこへも()かけず、お(うち)()ごした(ひと)もたくさんいたでしょう。ちょっと(さみ)しい夏休(なつやす)みだったなぁと(おも)っている(ひと)もいますよね。でも、また学校(がっこう)(はじ)まりました。お友達(ともだち)先生方(せんせいがた)一緒(いっしょ)(たの)しい学校(がっこう)生活(せいかつ)(おく)っていきましょう。さて、(なつ)なのでお()けのお(はなし)をしたいと(おも)います。お()けといっても(こわ)いお()けの(はなし)ではありませんので安心(あんしん)してください。みなさんは「となりのトトロ」というお(はなし)()っていますか。お(かあ)さんの病気(びょうき)治療(ちりょう)のため、入院(にゅういん)している病院(びょういん)(ちか)くの田舎(いなか)(まち)に、小学生(しょうがくせい)(おんな)()サツキと(いもうと)のメイ、そしてお(とう)さんの3(ひと)()()してきます。()()しした(いえ)には、ススワタリという()(くろ)なお()けがたくさん()()いていました。またある()サツキとメイは、「トトロ」という(おお)きな(くま)みたいなお()けとも()()います。このトトロとの交流(こうりゅう)(えが)いたお(はなし)が「となりのトトロ」です。「とりのトトロ」は、埼玉県(さいたまけん)()(やま)というところが舞台(ぶたい)になったそうですが、(じつ)は、逗子(ずし)(ひさ)()(やま)()にも(むかし)から(つた)わるお()けの(はなし)があります。お()けと()ってもトトロではなく、(かわ)()んでいる「河童(かっぱ)」のお(はなし)です。みなさんは河童(かっぱ)というお()けを()たことがありますか。河童(かっぱ)(かわ)()んでいて、(からだ)全体(ぜんたい)緑色(みどりいろ)をしています。カエルのような(みず)かきのついた()(あし)があり、(かわ)(なか)をすいすいと(およ)いだり、二本(にほん)(あし)()って(ある)いたり、(はし)ったりすることもできます。また(あたま)(うえ)(おお)きなお(さら)がのっかっているのが特徴(とくちょう)で、なんにでも()けることができるそうです。さて、この河童(かっぱ)は、(むかし)(むかし)(やま)()第一(だいいち)運動(うんどう)公園(こうえん)(あいだ)(なが)れている池子(いけご)(かわ)()んでいました。とてもいたずら()きで、いつも久木(ひさぎ)(やま)()(のう)()(ひと)たちに(わる)さばかりしていたそうです。でもあるとき、アブに()けていたずらをしていた河童(かっぱ)が、(つか)れて居眠(いねむ)りをしているところを(のう)()のおじさんが(つか)まえ、もとの河童(かっぱ)姿(すがた)(もど)った(とき)(ちか)くの(まつ)()(なわ)(しば)()けました。(なん)(にち)(なわ)をほどいてくれなかったので、とうとう河童(かっぱ)はワンワンと()きながら、「もう(にん)(げん)たちを(こま)らせることはけっしていたしませんから、ゆるしてください」と(のう)()のおじさんに(たの)みました。おじさんは「(ゆる)してあげる()わりに、この(まつ)()えないくらい(とお)くまで()ってしまいなさい」と()って(なわ)をほどいてあげました。やがてこの(まつ)久木(ひさぎ)(やま)()(ひと)(たち)から、「かっぱ(まつ)」と()ばれるようになったというお(はなし)です。この(まつ)は、JRの()()(せん)踏切(ふみきり)近くのトンネルの(うえ)(やま)にあったと()われています。トトロも(やま)()河童(かっぱ)(むかし)(にん)(げん)一緒(いっしょ)()らしていました。(むかし)自然(しぜん)がいっぱいあって、お()けたちも()みやすかったのでしょうね。
とろこで、本当(ほんとう)に、お()けっているの?校長(こうちょう)先生(せんせい)はいると(おも)います。でも、だれでも()ることはできないのです。(とく)に、トトロや座敷(ざしき)わらしなど(にん)(げん)()いことをしてくれるお()けを()られるのは、(たい)(てい)()どもの(ころ)で、(うそ)をつかない、いじめをしない、友達(ともだち)(たい)(せつ)にする素直(すなお)(やさ)しい(こころ)をもった(ひと)だけです。しかし、いつ()られるのかは、わかりません。(あし)()かもしれません。1年後(ねんご)かもしれません。でも、(おお)(ひと)になる(まえ)に、いつかきっとどこかでみることができると(おも)います。そして、トトロや座敷(ざしき)わらしなどいいことをしてくれるお()けに出会(であ)った(ひと)は、(かなら)(しあわ)せになれるそうです。みんなもいつかきっと出会(であ)えるといいですね。

 

7月31日 校長室より

過日はコロナ禍の中、また大変お忙しい中、個人面談にご来校いただきありがとうございました。授業参観や懇談会、また保護者をお招きしての行事が今年は開催できず、保護者の方とお会いできる最初の機会が伸びてしまいましたこと深くお詫び申し上げます。またクラスによっては初めて学級担任と顔を合わせられた方も多かったのではないでしょうか。きめ細やかな教育活動を行うには保護者の方のご理解とご支援がとても大切です。先の見えない状況ですが、これからも出来るだけご家庭との連携をもつ機会を増やしていければと思います。
さて、神奈川県では「かながわ教育ビジョン」を作成しており、その中に「子ども一人ひとりの思いと育ちの姿を、家庭、地域、学校などまわりの大人がしっかりと見つめ、心の通い合う関係を築きながらかかわっていくことが重要」という文言があります。これまでも言われてきたことですが「教育」は「共育」であり、学校・地域・家庭と連携して取り組んでいくことが大切です。その中でも学校と家庭との連携・協働は強固なものでなければならないと私は考えています。
特に個人面談では、普段ご家庭でお子様の生活や教育のことで悩まれていることを保護者の方から、また学校生活の中で気になっていることを担任から双方で伝えあうことで共通理解を図り、お子様にとってよりよい育ちの方向性を見定める大切な機会ではないでしょうか。
また、1年生の保護者の方には内容が重なってしまい申し訳ございませんが、入学式で私は学校と家庭との連携について次のようなお話をさせていただきました。
「本校の学校教育目標に『ともに輝き』という文言が入っています。私はこの『輝き』という言葉がとても好きで、通信のタイトル等にも用いてきました。4月の入学式では、1年生はみんな希望に目を輝かせて体育館に入場してきました。これから始まる小学校生活最初の日のこの目の輝きをずっと絶やさないようにするには、私たち大人がまず子どもの前で輝いていないといけません。また『かがやき』の『か』は家庭、『が』は学校、『や』は役割、『き』は絆の頭文字で、『かがやき』には、家庭学校が責任をもって役割を担い、明日を創る子どもたちの育ちを共に手を携えて支援していくことで、お互いのをさらに太く、確かなものにしていきたいという願いを込めています。」
ところで、子どもは大人と同様、外の(学校)生活では人間関係等でストレスを感じることが多々あります。子どもにとって居心地がよく、ほっとできるところは家庭であり、子どもにとって一番頼れる大人は、紛れもなく保護者の方です。ですので、大切なのはまず家庭、そして学校の順番、すなわち「かがやき」であって、「がかやき」ではないのです。
いよいよ来週から夏季休業に入ります。例年と異なり2週間ほどのお休みですが、子どもたちの生活は家庭が中心となります。今年はコロナの影響で子どもたちが楽しみにしていた行事はほとんど実施できず、日常では頻繁な手洗い、常にマスクの着用…と感染予防の励行と新しい生活に慣れるための「我慢」の学校生活が続いています。ですので、夏季休業中はご家庭でも感染防止に十分努めていただくのは勿論ですが、ストレスをためた子どもたちがちょっとほっとできるような環境もつくっていただけたら幸いです。
それでは、8月17日の学校再開日にまた皆さんと会うのを楽しみに待っています。
 

7月1日 校長室より

江戸時代の小学校と言えば寺子屋です。寺子屋は
1 7 世紀末から徐々に普及し、
江戸末期には全国に 3 万~ 4 万 か所 あった そうです 。 寺子屋 で は主に「読み書き・
算術(そろ盤)」 の 他 、 和歌や活花なども教えていたようです。そのため、当時の
日本は武士の識字率は 1 00 %、農民・町人の識字率は 6 0 %以上で世界最高水準だったと言われ
ています。それだけ、寺子屋での教育は かなり進んだものだったと言えるでしょう。
そして
江戸時代から 約 1 50 年経った 現在、 初等教育の役割は大きく変わりました。 当時は 「読
み書き・算術」は寺子屋でしか学べないものでしたが、現在では小学校 水準の 「読み・書き(国語)、
算術(算数)」は 学校以外の 様々な 機関( 家庭教育 も含む) でも身に付けることが出来ます。
それでは、
現在の 小学校 に求められるものは何でしょう。
勿論、今の時代も「読み書き・算術」と言った基礎・基本は大切で
、 1
年生の最初の学習も 「ひらがな」や「足し算・引き算」から始めます。 基
礎的・基本的な知識、技能の定着は全ての学びの根幹です。ただ、それ
以上に私が 今 の初等教育に 大切 な の は 「心の教育」 だと思っています 。
本校の目指す子ども像の一つにも「豊かな心をもつ子」を掲げています
作家の伊集院静氏は「子どもの教育で大切なのは自分以外の人の痛み
が分かるようになれば教育の8割はこれで終わり」とご自身の著書や講
演会などでよく話されています 。 私も 「8割はこれで終わり」とまでは 言い切れ
ません が、 伊集院氏の 意見 には同感で 、 この ような教育 は 今の時代にはとても 重
要だと思います。他人の心の痛みを自分 事 として感じることができれば 、 「いじ
め」など起き るはずは ないのです 。 今年度から改訂された学習指導要領において
も 道徳教育の配慮事項の一つに 「他者を思いやる心を育てること」とあります。
また 、 「心を育てる教育」 は道徳教育 で のみ扱うのではなく、学校の教育活動全
体 を通じて行うもの とも あります。
どんな理由があっても「いじめ」は許されないものです。「いじめ」によって
傷つけられた心は何年たっても修復できません。だからこそ「いじめ」を 生まな
い 学校づくりを目指し たいと考えています 。
かつて
「 知識、技能を 教え、学 ばせる 」 こと が寺子屋 教育 の 中心的な 役割 でし
たが 、「心を はぐく み、 他人 の 心の 痛み が 分かる人間に育てる」ことが現在の小学校 教育 の中心的
な 役割 であ り同時に 本校の使命 、私の役割でもあります 。

5月11日 校長室より

「辛は一筆で幸となる」は最近よく耳にする格言です。「辛い」という文字に、一本横棒を加えるだけで「幸せ」という文字になるという諺です。
緊急事態宣言の延長に伴い、逗子市立の小・中学校の臨時休業が5月31日まで延長になりました。途中登校日もありましたが、3月から続く臨時休業に、お子様だけでなく保護者の方も身体はもちろん、気持ちの方が疲れてきていると思います。気持ちが疲れてくるとイライラが溜り、なんとか発散したくなります。しかし、外出自粛のため、外に出て思いっきり身体を動かすこともできません。そうすると身近にいる誰かに、このイライラをぶつけたくなりますよね。きっとみんな同じ気持ちではないでしょうか。だからと言って、イライラをぶつけたところで晴れ晴れした気持ちには決してなりません。逆にイライラをぶつけられた方はもっともっと気持ちが沈んでしまいます。
そんな気持ちになったときこそ、「辛は一筆で幸となる」を心の中で言ってください。「一筆」つまりあと少しの辛抱です。辛い日はそんなに長くは続きません。幸は必ずやってきますので、楽しい学校生活を心待ちにしていてくださいね。
さて、久木小の先生方もいろいろと工夫して休業中の課題を考えています。学年通信もぜひ読んでください。学年の先生たちの趣味の話題やおもしろプロフィールを載せているお便りもありますよ。
 

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